六甲山環境・保全活動 of 六甲山登山ガイド/大釜一典/アウトドアプロダクト

自然環境活動について

環境活動ついて

アウトドアプロダクトの環境活動は・・・
(兵庫県(芦屋ロックガーデン・荒地山・岡本:森林浴林道一帯)ベースに環境活動を行い主に山道問題をとらえ、
「自然の景観」「安全な山道」ハイカーの事故・遭難などが起こらない山道・自然環境を目指し行っています。
・環境活動は週1~2にかけて山道調査を行い、山道問題・景観問題に取り組んでいます。

①山道問題について(石・木々のマーキング・テーピング行為)
年々ハイカー増え、山道の被害増えてきました。石・木々のマーキングは年々増え続けています。
マーキング・テーピングのある山道は、主にヤブが生茂っている山道・迷いやすい山道で、初心者が「マーキング・テーピングされている山道」にハイカーが入り事故・遭難が続いています。この問題を対処すべく、石など付着したマーカー消す作業・木々のマーキングは消せないのでテーピングをとる作業を行ってきました。ハイカーにも、プログ・ユーチューブなど様々な方法で呼びかけを行っています。
(参照)山道環境/保全レポート
・マーキング行為を未然に防ぐために、神戸市・芦屋市・瀬戸内海国立公園とのパフラインを結び「山道の情報提供」を行っています。
六甲森林整備事務所
芦屋市HP [ch0]瀬戸内海国立公園【環境省】 [ch0]

②イノシシの餌づけ行為について
自然のイノシシに餌づけ行為が続いています。この行為は、イノシシの生態系を崩しハイカーなのに危害をくわえることが多発しています。

山道問題について

山道問題

2009年の4月頃~
六甲山系一帯に木や岩に「赤いスプレー」が過剰にあり、
矢印や文字が書かれていました。マーカーが書かれている箇所は
「100箇所」以上もありハイカーを迷わす矢印や文字が多数あります。
・六甲山は「瀬戸内海国立公園指定」であり、マーキング行為は違法な行為です。
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・朝日新聞・神戸新聞・テレビ朝日に取り上げられました 

(行政の動き)
2009年9月
山岳会・ボランティアの呼びかけで、神戸市・芦屋市の行政・ボランティア
が集まりマーカーを消す作業を行いました。

2010年~木々・石に赤マーカーを付着させる行為の動向

現在も多発している、赤いマーカー「木々・石に付着させる行為」が続いています
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多発している一帯は、「芦屋ロックガーデン」「荒地山系・なかみ山一帯」
その他には、六甲山系のハイカーが迷いやす道に木々・石に赤いマーカーに付着行為が続いています。
マーカーを消した『石に上塗り行為・木々の赤いマーカーの上塗り行為』が多発し、
木々に、新たなマーカーが増えています。


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・2011年には、「腐った木々にマーカーを付着させる行為」

マーキング行為は(八幡谷(森林浴林道)・横池・荒地山・高座谷一帯)にあり
 あまにも酷く危険性が高いので、鉈を使用し削りました。 

腐った木々に無数に多発するマーキングレポート


石や木々にマーカーを付着させる行為について

赤いマーカーを消している時、
「なぜ?消すのか分からない山道が分かりやすいのに?」
という声が聞こえる。よく考えてみよう・・・
付着させた人の考えはこうだろう
「山道で人が迷いすいから赤いマーカーで矢印・文字を付着させる」
だが、人間が自然を間違った方法で手を加えることにより、
自然には大きな悪影響を及ぼす。
①石に付着させたマーカーは消せたとしても跡が残る。 (景観問題)
②木々に付着させた、マーカーは修復は難しい。    (自然破壊・景観問題)
 (木々の樹皮は再生は約10年~20年以上かかる)
③人間がマーカーで山道で迷う              (遭難問題) 
(マーカーは地図上に載っていない山道に付着しており迷う
ハイカーが多発している)
この赤いマーカーは、「木々・石」にマーカーを付着する事により景観問題・自然破壊・遭難問題につながる行為なのである。

「自然に中に行くという考え」を絶対に忘れてはいけない
自然は街と違い、「山道には木々・川」「森には鳥などの動物が生息」する
のが自然だ。人間が自然の中で間違った方法で手を加え事により、自然の景観・
破壊・問題につながり
「ありのまま自然が失われ景観も悪くなり様々な問題」が出てくる。
自然と人間のあり方とは、
「自然のことを考えて人間は行動し共存」が原点あり、
人間は自然の中で、『いかなる時も良く考え行動』し、
「自然環境を第一」にとらえ行動し共存していかなければならない。
『絶対に間違った方法』で自然に手を加えて変えてはならない


六甲山には「瀬戸内海国立公園」であり「国立公園法」に指定されている。
瀬戸内海国立公園HP

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イノシシ問題について

イノシシの問題

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芦屋:高座谷の山道でよくイノシシに餌を与える人たちがいます
イノシシ餌づけ問題
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高座谷周辺は、イノシシが生息するスポットで有名だが、
「ドックフード・パンのみみ」などを高座谷周辺にばら撒くといった行為が続いる。
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高座谷の木の部分にドックフードを吊るし、保管している。
人間がイノシシに餌づけ行為をして起こっている問題
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(イノシシがハイカーに与える危害)
2009~2011年現在、ハイカーのザック(リュックサック)を狙うイノシシが出没し
ハイカーに危害を加えることがロックガーデン・風吹岩付近で多発している。
(危害を加える事例)
①山道を歩いているハイカーの背後を狙いザックを食いちぎり中の物をばら撒き
  食料を狙う
②ザックの食料を狙い、そして人に噛み付く

イノシシの餌づけ行為問題について

イノシシは雑食性でクズやヤマノイモなどの根やシイ類の堅果(ドングリ)、
小動物(昆虫類やミミズ等)を捕食としている。
ドックフード・パンのみみは、補食としていない(あたりまえだが)
よく、高座谷で見かける。イノシシにハイカーが「お弁当の残り物をイノシシにあたえる」
のを見る。だがその行為こそ
「イノシシの生態系を崩し、イノシシは人に
慣れ捕食が取れない季節に人のザックを奪い危害を加える」
イノシシはれっきとした、自然の動物なのだ、
人間が「カワイイ」という気持ちでエサをあたえたり、
ペット化にしたりする行為は間違っている。

「絶対にエサを与える行為は本当にやめよう」

神戸市イノシシ対策検討会

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イノシシが弱ったウリボウを食べている「これが本当のイノシシの姿だ」




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